肺がんの原因は、飲酒や喫煙の生活習慣、大気汚染や電磁波、放射線といった時代の産物が考えられます。

こう書くと、それぞれが平等の割合で原因になっているようですね。

しかし、やはり肺がんの主な原因がタバコであることは否めないようです。

日本人に限って言えば、タバコを吸う人は、吸わない人よりもどれくらい肺がんにかかりやすいかという数字は、男性で4.4倍、女性で2.8倍と言われています。
細かく見てみると、腺がんでは、男性が2.3倍、女性で1.4倍になり、扁平上皮がんでは男性12倍、女性11倍と言われています。
そして、タバコが肺がんの発生原因になる確率は、男性が68%、女性は18%だとされています。

しかしこれらの数字、欧米では随分違ってきます。
「喫煙者の肺がんになる確率は、非喫煙者に比べて20倍」
「タバコが肺がんの原因の90%を占める」
など、日本に比べてかなり極端なことが言われています。タバコの広告にすごく厳しい規制がかかっているのはよく知られていることですよね。

実際はどうであれ、タバコが肺がんに深く関わっていることには、変わりありません。
家族や身の回りの人の喫煙を止めさせたければ、欧米の数字を伝えるほうが効果的かもしれません。
喫煙者が禁煙した場合、10年間で肺がんになる確率は半分になるともいわれているのです。


ここで、どれくらいタバコを吸っている人が特に危険なのかを計算してみましょう。
1日の本数×喫煙年数≧600
これに当てはまると肺がんになる危険が高いといわれています。

しかし、600未満だったからといって安心はできません。
なにしろ、受動喫煙さえ科学的的見地からも肺がんの原因になると言え、受動喫煙がない人に比べて、肺がんのリスクは20%以上高くなると言われているのです。

さらに、成人する前からタバコを吸う習慣がつくと、肺がんのリスクは吸わない人の5倍以上になります。
喫煙年数が長いほど、肺がんのリスクが高まるということです。


「わかっているけど、やめられない」のがタバコかもしれませんが、禁煙にチャレンジする価値は充分ありそうです。



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